【手のしびれ】パソコン作業や細かい作業で手がしびれる

手のしびれで来院された男性（40代／事務職）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

約半年前から手のしびれを感じ始め、特にパソコン作業や細かい書類整理の際に指先の感覚が鈍くなり、作業効率が著しく低下している。

夜間にも手のしびれで目が覚めることが頻繁にあり、睡眠不足が続いている状態。仕事中にペンを持つ手が震えたり、趣味の読書でページをめくることが困難になるなど、日常生活全般に支障をきたしている。

整形外科でのレントゲン検査では明確な原因が見つからず、湿布や内服薬での経過観察を指示されたが改善せず、整骨院での治療も一時的な軽減にとどまったため、当院へ来院。

来院に至るまでの経緯

事務職として長時間のデスクワークに従事しており、1日8時間以上パソコンに向かう生活が続いている。趣味は読書とジョギングで、特に読書は毎日の習慣となっていた。

半年前から徐々に手のしびれを感じるようになり、最初は疲労による一時的なものと考えていた。しかし症状は次第に悪化し、細かい作業での集中力低下や夜間の睡眠障害が生じるようになった。

整形外科を受診してレントゲン検査を受けたが、骨に異常は見られず「加齢による神経の変化」と診断された。処方された湿布と内服薬では症状の根本的な改善は見られなかった。

知人の勧めで整骨院にも通ったが、施術直後は楽になるものの効果は持続せず、手術を避けて根本的な改善を求めて当院へ来院。

検査と所見

カウンセリングと検査の結果、以下のような問題が見られた。

これらの要因が重なることで、手の神経や血管への圧迫が生じ、しびれや感覚異常が発生していると考えられる。

施術内容と経過

初回は神経への圧迫を和らげるために首や肩の調整を行い、筋肉の緊張を緩める施術を実施。

以下ご本人のメッセージ

最初は「このしびれが治らなかったらどうしよう」と不安でいっぱいでした。

仕事にも集中できず、大好きな読書もままならない状態で、本当に困っていました。

でも施術を重ねるうちに、少しずつ手の感覚が戻ってきて、夜もよく眠れるようになりました。

特に、先生に教えていただいた正しい姿勢とストレッチのおかげで、今では仕事中も快適に過ごせています。

手術を避けて改善できて、本当に感謝しています。これからも教えていただいたケア方法を続けていきます！

院長からのコメント

手のしびれは、現代社会でのデスクワーク増加に伴い、年々増加している症状の一つです。

今回のケースも、長時間の同一姿勢による筋肉の緊張と、手首の使いすぎが重なって発症したものでした。

手のしびれは放置すると慢性化しやすく、日常生活への影響も大きいため、早めの対策が重要です。

特に現代のデスクワーカーの方は、定期的な姿勢チェックと適切なケアを行うことで、多くの場合改善が期待できます。

同じような症状でお悩みの方は、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。

手のしびれや首の痛みでお悩みなら…

手のしびれや首の痛みについて解説しているこちらのページもお読みください。